商品開発

本校ではこの春、卒業生の雇用先の確保、および、登米の産業開発・雇用の創出のため、「宇壽山商品開発研究所」を開設し、その商品開発の第一歩として、「登米蔵（とめぐら）」プロジェクトを発足致しました。
今後、さまざまな分野と連携し宮城の服飾文化の発展のため、尽力していきたいと考えています。

　登米市は歴史的に、北上川の水運と米の栽培、米と引き換えに上方の様々な商品の一大集積地として栄えてきました。
通りには多くの商家が立ち並び、その敷地には今もなおたくさんの蔵が残っています。
そして、その蔵からは、地絹の生産も古くから行われてきたこともあり、今では稀少な地厚の良い古布が出てきたりもします。

　登米蔵では、そんな蔵の町であった登米の服飾文化の再興を,
佐沼で三代継く服飾専門学校、佐沼ファッション専門学校の縫製技術、最新のパターンと素材、そして現代のファッションの感覚を活かし、目指していきます。
今後、「登米蔵」は登米の新たな産業の構築と雇用の創出を目指し、日々活動の輪を拡げて行こうと考えております。宜しくお願い致します。

「登米蔵 / 宇壽山商品開発研究所（佐沼ファッション専門学校内）」
　　　代表宇壽山　実